こんにちは。
渡邊優です。
今日は転職を考えている人が転職を考える理由として多い「人間関係」について、私の考えをシェアします。
この視点、知識を持っていると、自分の現状を客観視しやすくなり、冷静な判断がしやすくなります。心の荷が軽くなることもあるでしょう。
参考になると嬉しいです。
転職を考えている理由が「上司・先輩と合わない」「嫌味をいちいち言われることが耐えられない」のような自分よりも役職が上の人たちとの人間関係にある人は多いです。
人間関係が理由だと、「転職したとしてもまた次の職場でも人間関係が大丈夫かどうかはわからない。もしまた合わなかったらそんなにコロコロ転職する訳にもいかない。どうしよう。」と考えると思います。
このように考えている人にとって参考の1つになりそうな視点をシェアします。
まず、上司・先輩だからと言って、自分よりも仕事ができるからと言って、自分よりも人間性が優れているとは限りません。
仕事は慣れと努力の量と質が関係しています。
後から入ってきた人よりも先に始めた人の方が仕事ができるのは「すごいこと」ではなく「当たり前」です。
そこを勘違いして威張っているような上司がいるとしたら、その人は小さな世界しか見えていない可能性が高いです。
また、人間の本能としての心理に「自分で処理し切れないストレスは外に出す」という現象があります。
役職が上がれば責任や仕事の難易度が上がって、ストレスも大きくなるでしょう。
でも、それはキャリアアップして役職を上げることを選んだ本人の宿命でもあります。
年収アップやビジネスパーソンとしての更なる成長というメリットと引き換えにセットでついてくるデメリットです。
なのでセットで「ストレス耐性を高めていく」ことが必要になります。
そこを怠ると、同じ会社にいる縦社会の下の役職の人たちに「当たる」という行動をもって自分の中にあるストレスを外に出して解消する人がいます。
上司や先輩に嫌味を言われたり理不尽なことを言われた時に傷ついてしまう気持ち、ストレスを感じることももちろんわかります。
何とも思わない人は基本的にはいないでしょう。
ですが、こういう人間の本能の心理を知っておいたり、考え方の視点を持っておくと、段々と目の前の現象に対して冷静になれます。
「この人は今ものすごいストレスを抱えているんだろうなぁ。」とか「ストレスをさばき切れていないんだなぁ」というように、客観視できるようになっていきます。
その上で、この人たちと働くことに時間を使うのは自分の人生がもったいないと思うのであれば、新たな環境を探し始めるのもいいと思います。
ストレスを処理しきれなくて他者に当たる人は、自分の想い通りにならないことがあるからストレスを感じています。
なので、他者を威圧してコントロールすることでストレスを解消します。
知識があると、客観視力を鍛えることができます。
客観視力を鍛えると、感情の管理能力も鍛えられます。
自分の人生の主役は自分であり、自分の心の健康を守ることは自分の義務です。
たかが1つの会社です。
その小さな世界が自分の全てではないので、視野を広げて色んな視点から考えてみると、冷静に自分の人生にとって良い選択が取れるようになっていくでしょう。
悩みは主語が他人の内は中々解決しません。
例えば、
「あの人がもっとこうしてくれたらいいのに、、、」
「あの人がこう言ったからこうしたのに、、、」
のように考えているのは、どこか他責思考が入っていると思われます。
人生は、目の前の現象・出来事に対して「自分はどうするのか」のくり返しで創られます。
「自責で生きる」と覚悟を決めると、自分の選択と選択した結果に責任を持つことができ、人生を自分の意志で創っていくことができるようになっていきます。
今回の話もあくまで1つの意見ですが、この視点・考え方を参考に、悩んでいる時間が理想の未来を創る時間に変わっていきますように。
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