こんにちは!
Connect.の渡邊優です。
起業・副業・転職・母親としての働き方等に悩む女性から過去に事前アンケートで頂いた仕事やキャリアに関する質問にお答えしていきます。
今回の質問は、簡単に言うと「ストックビジネスとフロービジネスについてどう考えていますか?」です。
質問内容全文をご紹介します。
ーーーストックビジネスとフロービジネスの話を最近聞くことが多く、「ストックビジネス」と言われると少しなびいてしまう自分がいるのですが、ただ、いざやろうとしても自分がやりたいこととは少しずれているので、あまり本気になりきれなかったりします。ただ、やっぱり働き方としてはある程度の収入はストックビジネスでやり、そこから自分のやりたいこと等をフロービジネスで、というのはすごくいいなとは思っているのですが、そのあたりは優さんはどういうバランスでやっていこうとか、考えていらっしゃることはありますか?ーーー
とのことです。優さんはどう考えていますか?
私はストックという言葉より「リピートしていただける商品なのか」というところを重視しています。
まず、ストックビジネスは「契約により継続的な利益を得るビジネスモデル」のことを言い、例えば動画配信サービス、電気代、家賃、通信費、日用品等のサブスク、コミュニティーの会費等が当てはまります。
一方、フロービジネスは「その都度商品やサービスを販売して売上や収益が上がるビジネスモデル」のことを言います。例えばスーパー、コンビニ、コスメ、HP制作、占い、薬局、ファッション、飲食店等が当てはまります。
冒頭でも言った通り、商売を安定させるためにはストックかどうかより「リピート」がかなり
キーポイントになってくると考えています。
一見フロービジネスに見えるものでも、例えばスーパーや薬局って毎回同じ所に行くことが多いと思います。コスメも新しいものを試すのが好きな人もいますが、お気に入りに出会ったらかなり長いことリピートする人は多いでしょう。好きなファッションブランドも不定期でもリピートする人は多いですし、飲食店も行きつけのお店に通う(リピートする)人がいて、美容院やネイルサロン等も気に入ったらリピートする人がほとんどでしょう。
「毎月1契約当たりいくらの売上が立つ」というストック型でなくても、フロー型でもリピートしていただける人が一定数いれば安定します。
ストック型であろうがフロー型でリピートしていただいていようが、売り手の努力不足等が原因で解約されてしまうこと、リピートしていただけなくなることは起こり得ります。
確かに家賃とか通信費等は解約されるまでの期間が長かったり、サービス提供にかける時間や労力に差があったりします。ですが、ストックビジネスとフロービジネスの話になると、「リピート」という視点が抜け落ちる方が結構多いので、この視点でも考えることをおすすめします。
この視点で「ストックビジネスは例えば何があるかな?」だけでなく「リピートビジネスは何があるかな?」と考えてみると、かなりたくさん世の中にはあるので、新たな参考情報が見つかると思います。是非紙に書き出してみてください。
他にも大事にしていることはいくつかあるので、また別の記事でシェアしていきます。
確かに「ストックビジネス・フロービジネス」の話となると「フロービジネスのリピート」の点が視野から抜け落ちてしまいそうです。
今回の視点も参考になる方がいると嬉しいです。
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